[煙突の写真]
木酢液とは、煙突の中を通うる煙が煙突の内部に付着することで液体化し、 煙突を伝って排煙口(窯の煙が出る所)のほうに落ちてきます。それを溜めたものが木酢液で す。
その液体を約三ヶ月程度、出来るだけ日光にあてづに保存します。そうすると表層、中層
、下層に分離され、中層を商品として販売します。
上の写真は、その煙突の写真ですが、長さによっても品質の違う木酢液になるため長さを決定するのにも
知識と勘が必要です。
【表層とは】一滴の油を水の上に落としたような油膜です。
【中層とは】粗木酢液と称されるもので、黄金色した溶液で実際に販売される液体です。
【下層とは】タールと称されるクリーム状の沈澱物です。一般に中層溶液の、10%以下とされます。
基本的に、木酢液の性状(成分)の量や収率は、炭材と製法によって異なるとされています。