畑に使う紀州備長炭と、その理由。その他、中国備長炭、浄化用備長炭、木酢液、調湿材などを取り扱っています。
地元では畑に紀州備長炭と木酢液、両方を利用します。これは農業をされる方でしたら皆さんご存知のことと思いますが、今一度ご拝読下さいませ。
畑炭 農業用炭 園芸用の炭 畑用炭の綜合
【質問1】どうして畑に備長炭がいいの?(無農薬)です。
無農薬野菜 ⇒農薬、化学肥料を使わないで栽培した作物
【説明】 備長炭は多孔質であり、且つ、吸収力に優れていることは御承知のことと存じます。よって、その孔に、水分や栄養分が吸収され、そのため分解バクテリヤや、微生物などが発生し土壌が肥えるのです。 最初は、形が見える炭も、土を耕すことで細かくなり4〜5年位で消えて無くなります。
【結果として】
@ 栄養分の吸収や分解バクテリヤ、微生物の発生によって、土壌が肥える。
A[土壌が砂質土の場合]砂質土の場合は水吐けが良すぎるため保湿性に欠けるのが欠点
です。しかしながら、炭を投入することで炭内部の多孔質に水分が溜まり、砂質土であっても保湿効果が保たれるのです。ご存知のように、炭には湿気を吸収する力があり、床下材として用いられているもそもためです。
B[土壌が粘土質の場合]これは、砂質土とは全く逆の土質で、水はけが悪すぎるのが欠点です。よって、炭を投入することで隙間が多く存在し適度に水はけが良くなるのです。
分解バクテリヤ⇒自然界で動、植物の死骸や排出物を分解して、物質の循環に役立っている良いもの
微生物 ⇒かび、酵母、バクテリヤ等のごく小さい生物
畑の中には沢山の備長炭が入っています。しばらくすると備長炭が栄養分を吸収するので、その備長炭を野菜の根や、雑草の根が備長炭を抱き込みます。備長炭を抱き込んだ雑草は除去が簡単ですよ。
田んぼの中にも備長炭を撒きます。約4m²に一箱15kgが目安。
勿論、植木鉢にも備長炭を使います。栄養分の吸収が植物に反影されます。
※和歌山県が木酢液を使ってホウレンソウと、タマネギの生長実験を行っています。