炭、調湿材の歴史。国産備長炭、外国産備長炭などいろんな調湿材があります。
湿気の除去に木炭を使うとされたのは、江戸時代からとされています。
住宅においては、昔は独立した基礎を用い、風通うしを考慮した建物で、四方八方から床に風が 入り、湿気もこもりにくかったのですが、その後、住宅金融公庫等の関係もあり、施工性、安全性 が求められるように なり布基礎が誕生しました。
この布基礎は、各部屋ごとにコンクリートの壁で仕切られてしまう関係から、空気 孔は必要不可欠と成ります。
ところが、最近は施工性を重視するあまり、この空気孔さえ作らず、若しくは、設置しても数が足りて
いない建物が、ちらほら見受けられるようになりました。
近年は、施工性がよく、見た目が良い、ハイカラな建物が多くなりましたが、ちょっとした大変重要な部分が 、軽視されるようになったのは、建築業界だけでしょうか.....?