当社販売の木酢液は、静置法により採取した木酢液であり、その条件は下記の当社基準を満たしたものであることをお約束致します。
[仕入れ風景]当社が仕入れる木酢液は、基準を満たした良質の木酢液であるため、それほど簡単に見つかる
ものでは有りません。
左の写真は、一軒々炭窯を廻り、やっと見つけた貴重な木酢液を仕入れる風景
です。よって、一回に仕入れる量も、それ程多くないのが実情です。
≪当社基準:木酢液≫
PH | 2.0〜3.0 |
比重 | 1.015以上 |
酸度 | 10〜16% |
色調 | 褐色、赤褐色の範囲 |
≪当社の測定内容≫
[酸度の測定]
三角フラスコにフェノールフタレイン3滴と100mlの水、1mlの木酢液を入れて、三角フラスコを振りながら、ビュレットに入れた水酸化ナトリウムを一滴づつ落としていく。
[酸度の計算]
途中で中和され色が変われば、係数を用いて酸度を計算します。
[比重の測定]
標準比重計を用いて計測します。水の比重は1.000です。
[PHの測定]
測定機器:HI98127型(精度/±0.1、温度誤差/0.5℃:pH±0.1、PH校正済み)を使用します。
[温度の測定]
水銀棒状温度計(0〜300℃)を用いて排煙口の温度を測定
します。木酢液採取の温度は、80〜150℃であり、それ以上の温度で採取すると褐色にはならず、透明感の無い真っ黒い色になります。