- 【土窯】:[白炭、黒炭の製炭目的に使用される窯で、炭材が自分の力で熱を発し、蒸し焼き状態
に成ることで水分を放出する製法である。
一般に、木酢液の収率は炭材の10〜20%
とされています]
- 【乾留炉】:[窯の外から熱を掛けて蒸し焼きにする製法で、工業的に大量に焼く炉。
一般に、木酢液の収率は炭材の25〜40%
とされています]
- 【家庭炉】:[家庭から出る、ゴミや廃材を焼く炉。
木酢液はほとんど採取できない]
- <成分は>
一般に、木酢液の性状(成分)の80〜90%は水分とされ、残りが次の成分となります。
- 酸類------3〜5%(最も多い)
- アルコール類
- 中性物質
- アルデヒド類
- フェノール類
- 塩基性物質
基本的に、炭材や製法が違っても、成分の種類にはそれ程の違いはないとされていますが、各成分の比率(量)
に違いが生じるとされています。下記の表に示します
参考図書:炭・木酢液の利用事典
発行者:相場博也 監修:岸本定吉